フッ素樹脂焼付ライニングを安全かつ長期にご使用いただくには、お客様ご自身で行なっていただく日常点検が有効です。
以下の各項目に沿って目視点検をしていただき、異常を発見された場合は当社までご連絡ください。
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皮膜に傷やクラックはないか
耐食ライニングの場合、下地(母材)が露出した状態で使用し続けると、母材腐食が進み大変危険です。
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皮膜の大きな浮きはないか
皮膜が浮いた状態の場合、クラックが発生しやすくなり大変危険です。
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ブリスター(小さな膨れ)はないか
ブリスターの発生自体は大きな問題ではありませんが、ブリスターの進行(成長度合い)を経過観察することが重要です。
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変色や脱色はないか
変色や脱色は正常な場合でも発生しますので大きな問題ではありませんが、経過観察は必要です。
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皮膜の磨耗はないか
ご使用条件によっては磨耗が発生することがあります。
皮膜構成を損なうような磨耗がある場合は、本来の機能を発揮できないことがあります。