研究開発

表面処理技術研究所 / Surface treatment Research Center;SRC

課題解決

世界では、情報インフラの革新と共に、AI・自動運転・ロボット技術の急速な発展の渦中にあります。
日本においても、半導体・ディスプレー、電池等に関連した産業が急速に発展しています。

また、従来日本の基幹産業で有った重厚長大な化学工業は、東アジアから、東南アジアへ、そして南アジアに中心を移しつつあります。

高度化そして多様化する産業の発展には、また同時に様々な新たな課題が生じてきます。その課題を解決することこそが表面処理技術研究所(以後、SRC)の最も重要な仕事です。

たとえば、

  • 更に耐食性の向上が必要
  • 更に金属溶出を抑制したクリーン性の向上が必要
  • 腐食環境下でも静電気帯電の抑制が必要
  • 非粘着性と耐久性の両立が必要

等、お客様はいろいろな課題を抱えています。

結びつき

しかし、SRCだけでは、お客様の課題解決は出来ません。

お客様の課題・ニーズをお伺いして的確に伝える、お客様との窓口である営業部門がないと、正確な情報は得られません。また、検討結果をお客様にフィードバックし、情報を共有出来ないと、より的確な解決が図れませんが、ここでも営業部門が重要です。

更には、課題解決のための商品開発においては、製造部門との結びつきが重要です。商品開発において、SRCで完結するよりは、施工のプロフェッショナルである生産部門が必要な段階から参加してゆくことにより、より優れた商品が、より短い期間で作り上げられていきます。

営業・SRC・生産がしっかり結びついてこそ、お客様の課題解決という重要な仕事が出来ます。

韓国法人であるフッソコリア、タイ法人である日本フッソタイランド、等とも同様の結びつきを持ち、確実で有効な課題解決を図っています。

グループ内での強い結びつきと共に、海外の技術交流先、外部公的研究機関、および原材料メーカー殿とのネットワークが日本フッソ工業(株)の強さです。そこで、技術の中心として信頼される部門に、SRCはなりたいと考えています。

分析機器紹介

肉眼では見えないものを見るため、また漠然とした感覚ではなく数値として押さえるために、各種分析機器を保有しています。

勘に頼るのではなく、正確な分析により真実を知ること、そこから導き出される論理的な解決策が、お客様の課題解決には必要と考えています。

マイクロスコープ

手軽に表面観察が出来るマイクロスコープは、用途に合わせ各種準備し、皮膜の断面観察や異常個所の調査などに使用しています。

熱重量/示差熱分析装置(TG-DTA)

試料を特定のプログラムで加熱することにより、試料のガラス転移点、融点、熱分解温度、加熱減量等を測定し、試料の推定が可能となります。

フーリエ変換型赤外分光光度計(FT-IR)

試料に赤外線照射し、透過(あるいは反射)光を分光することで得られるスペクトルより、分子構造や状態を知り、未知試料の推定や既知試料の状態の推定が可能となります。

その他、各評価装置(JIS K 6894:2014)を取り揃え、皮膜の管理を実施しています。

テフロン™コーティング
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