コーティング・ライニングの工程紹介

塗装タイプのコーティング

  1. 受入検査

    正常な皮膜を形成するために、母材に異常がないかどうか・設計基準を満足しているかどうかを検査します。(当社機器設計基準書に合致していない場合は、個々の取決め事項に基づき検査します。)

  2. 脱脂

    母材の付着物や油脂を取り除くために所定の温度にて空焼きを行います。
    ※熱処理は400°C以上になるため、母材の熱歪が問題となる場合は事前にご相談ください。

  3. 下地処理

    アルミナの研削材と圧縮エアーを使用してのブラスト処理を行います。接着に邪魔となる、空焼きで熱分解した付着物、及び母材表面の酸化膜を除去します。
    かつ、接着のための表面積を増やすため、母材表面を粗面化します。

  4. プライマー

    プライマーを塗装し、所定の温度で焼成します。
    プライマーとは非粘着性の高いフッ素樹脂と母材とを接着させるための接着材です。
    但し、自己接着性のあるフッ素樹脂塗料はプライマーを必要としません。

  5. 塗装・焼成

    フッ素樹脂の塗料をエアースプレーもしくは静電粉体塗装し、所定温度、所定条件にて焼成します。

    上記行程を必要膜厚まで繰り返します。

    中間検査として外観・膜厚・その他異常を検査します。

  6. 検査

    お客様と契約した仕様に基づき、外観検査、膜厚測定、ピンホール検査などを行います。

  7. 梱包・出荷

    最終検査後、コーティング・ライニング面を傷つけないようしっかりと養生をおこない、決められた日時、送付先へ出荷いたします。

回転成型ライニング・リチルライニング

  1. 受入検査

    正常な皮膜を形成するために、母材の異常がないかどうか・設計基準を満足しているかどうかを検査します。(当社機器設計基準書に合致していない場合は、個々の取決め事項に基づき検査します。)

  2. 脱脂

    母材の付着物や油脂を取り除くために所定の温度にて空焼きを行います。
    ※熱処理は400°C以上になるため、母材の熱歪が問題となる場合は事前にご相談ください。

  3. 下地処理

    アルミナの研削材と圧縮エアーを使用してのブラスト処理を行います。接着に邪魔となる、空焼きで熱分解した付着物、及び母材表面の酸化膜を除去します。
    かつ、接着のための表面積を増やすため、母材表面を粗面化します。

  4. プライマー

    プライマーを塗装し、所定の温度で焼成します。
    プライマーとは非粘着性の高いフッ素樹脂と母材とを接着させるための接着材です。
    但し、自己接着性のあるフッ素樹脂塗料はプライマーを必要としません。

  5. 治具取付

    母材の開口部よりフッ素樹脂が飛散しないように治具を取り付けます。

  6. 焼成

    治具を取り付けた母材を回転成型炉にセットし、所定の塗料を入れ、所定温度、所定条件にて回転焼成します。

  7. 治具解体

    回転焼成後、開口部の治具を解体し、フランジ部分などの仕上げを行います。

  8. 検査

    お客様と契約された仕様に基づき、外観検査、膜厚測定、ピンホール検査などを行います。

  9. 梱包・出荷

    最終検査後、コーティング・ライニング面を傷つけないようしっかりと養生をおこない、決められた日時、送付先へ出荷いたします。

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